ベントラー、アウトモービリ・ピニンファリーナと戦略的業務提携を締結
電気自動車の共同開発
9月9日、ベントラーは、イタリア自動車メーカーのアウトモービリ・ピニンファリーナと戦略的業務提携契約を締結したと発表した。業務提携の締結により、2社は電気自動車プラットフォームの共同開発に取り組む。共同開発する電気自動車プラットフォームは、将来的に、アウトモービリ・ピニンファリーナの高級電気自動車になる。
電気自動車SUVモデルの2022年発売に向けて
ベントラーは、「Electric Drive System 2.0」により戦略的業務提携の基礎を築き、電気自動車向けモジュラープラットフォームは実績のあるデザインとなっている。顧客の要求に対して正確に応じられ、複数の自動車セグメントにおける拡張性をもつ。「Electric Drive System 2.0」は、「上海モーターショー2019」(4月16~25日、中国・上海で開催)にて公開された。なお、「Electric Drive System 2.0」に基づく、アウトモービリ・ピニンファリーナの初となる電気自動車モデルはSUVスタイルであり、2022年の発売が見込まれる。
アウトモービリ・ピニンファリーナ最高経営責任者のマイケル・ペルシュ(Michael Perschke)氏は、自動車業界において主要なグローバルパートナーであるゆえにベントラーと業務提携を締結したと説明する。
また、シャーシ、ホワイトボディに関して言えば、2社が有する電気自動車分野の豊富なノウハウを融合することにより、強力な競争力が統合されると述べる。ベントラーとの業務提携を通して、市場に真の革新をもたらし、高性能の電気自動車プラットフォームはエミッションフリー(排ガスゼロ)の実現を加速させるという。
一方、ベントラー エレクトリック・モビリティ事業部ヴァイス・プレジデントのマルコ・コルマイアー(Marco Kollmeier)氏は、電動シャーシ、バッテリー貯蔵システムに加えて「Electric Drive System 2.0」を提供することにより、顧客は、増加傾向にあるeモビリティ需要に対して迅速に対応できると考える。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
BENTELER
https://www.benteler.com/