デンソー、アーカンソー工場が休業災害なしで700万時間以上の生産時間を達成

従業員全員で高い安全意識を共有
デンソーは、アーカンソー州オシオーラにあるDENSO Manufacturing Arkansasが、休業災害なしで700万時間以上の生産時間を達成したことで、アーカンソー州労働局から表彰されたことを発表した。

DENSO Manufacturing Arkansasは、9月5日の「Safety Day」に、この業績を祝った。

式典には、オシオーラ市長のSally Wilson氏、アーカンソー州上院議員のDave Wallace氏、アーカンソー州議員のMonte Hodges氏、ミシシッピ郡Quorum Courtの裁判官であるJohn Nelson氏、デンソーの幹部、工場の安全性の文化に貢献した従業員を含む、30人以上の招待客が参列した。

休業災害は、従業員が仕事中の事故に関与し、少なくとも1日職場を休んでいることを示すもの。デンソーのオシオーラ工場では、2013年以来事故が発生していない。その後、2,240日以上無事故であり、約500人の従業員が約720万時間働いている。

工場は、事故による休業がなく、過去5年間にわたり従業員の安全性に焦点を置きながら、生産性を最大限に高めてきた。

DENSO Manufacturing Arkansasの社長であるGeorge Harguess氏は、次のようにコメントした。
「我が社の施設では、準社員から経営管理チームのメンバーまでの全員が、取り組んできた安全性の文化を完全にサポートしている。したがって、我々は、生産作業中も高いレベルの安全意識を保持し、従業員に最善の労働環境を確保するために必要に応じて方針を調整することができる。安全利益を向上させ、未来に向けてこの傾向を継続することを楽しみにしている。」(プレスリリースより引用)

安全な職場で生産性や効率性を向上
デンソーのアーカンソー工場は、15年以上前に設立されて以来、従業員を職場の危険から保護するために設計された様々な安全対策を行っており、2016年早期に、さらなる目標のために、安全委員会が設立された。

生産担当の従業員で構成されるこの委員会は、既存の安全方針が実践されているかを監視し、安全のベストプラクティスについて教育を行い、工場の安全文化をさらに発展させるためのイニシアチブを作成し更新することに責任を持つ。

DENSO Manufacturing Arkansas、安全委員会のメンバーであり、基本スキルトレーニングのサブリーダーであるMichael Edwards氏は、次のように説明した。
「毎日仕事に入る際に、私は2つの優先事項を念頭に置いている。仕事の生産性と効率を高め、自分と同僚が安全であることを保証することである。安全が保証されなければ、生産性や効率の向上もできない。よって、我々は、安全、トレーニング、ベストプラクティスに焦点を置く。安全委員会の一環として、我々は、安全性の観点からどうするのが良いのかを常に監視し、評価している。」(プレスリリースより引用)

また、デンソーの上級執行役員でありデンソー・インターナショナル・アメリカのCEOである伊藤 健一郎氏は、「製造業が進化するにつれて、従業員が安全でいるための取り組みも必要となる。従業員は、デンソーの成功を国内および国際規模で実行しているため、可能な限り最高の保護を提供する安全方針を推進することが重要である。」と語った。

(画像はプレスリリースより)


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