HELLA、次世代ライティング技術を発表

新たなライティングソリューションの開発
9月11日、HELLAは、新たな次世代ライティング技術を市場に導入させると発表した。最初の連続注文は、次世代ライティング技術とヘッドランプの統合であり、既に受注に成功しているという。今後3年の間にて、道路交通上で使用できる見込みである。

なお、次世代ライティングソリューションは、9月15日まで国際モーターショー「2019 International Motor Show (IAA)」(9月12~22日、ドイツ・フランクフルトで開催)にて公開される。

極小かつ高品質・高性能な光源
自動車業界全体において、差別化トレンドは、年々、高まる傾向にある。差別化トレンド増加を受け、HELLAは、高いパフォーマンスおよび機能・性能を維持したうえで、より小さなスペースで車両アーキテクチャに統合できる新たなライティングソリューションの開発に取り組み続け、これまで、マトリックスLEDシステムの開発を進めてきた。

今回、次世代ライティング技術では、SSL/HD技術(ソリッドステート照明/ハイディフィニション技術)をもって光源を小型化でき、15000LEDピクセルにより個別かつインテリジェントな制御が可能になった。

インテリジェントドライバーチップ上の極小かつ個別に切り替え可能なLEDピクセルに統合した。これにより、OEMメーカーは各車両設計・デザインの自由度が増す。

また、各ピクセルを制御することで、道路上に配光(光源・照明器具の各方向に対する光度(光の強さ))が、光源の表面に直接生み出され、多段光学システムを介して路上が照らされる。画素数(ピクセル数)は高く、高解像・鮮明度である。発行面は拡大し、高品質・パフォーマンスを提供できる。

(画像はHELLAより)


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