ブローゼ、シャルトバウ子会社Bodeと自動運転ミニバス向け搭乗システムの共同開発へ
協力協定の締結
9月11日、ブローゼは、シャルトバウの子会社Bodeと協力協定を締結し、自動運転ミニバス向け搭乗システムを共同開発すると発表した。協力協定の締結により、2社は、新たなモビリティコンセプトのもと革新的な搭乗システムの共同開発を目指す。
新たなモビリティコンセプト
ピープルムーバ(乗客運搬車)において、例えば、インテリジェントにナビゲートされる自律走行シャトルバス(乗車人数は最大15人)は、旅客交通の未来を形成する。協力協定のもと、ブローゼは乗用車用ドア向けメカトロニクスシステムにおけるグローバル市場リーダーの能力を活かし、一方、Bodeは、バスおよび列車の搭乗システムに関する豊富な専門性を提供する。
ブローゼ ドア事業部副社長のウルリッヒ・シュリケル(Ulrich Schrickel)氏は、今後数年の間にて、ミニバスの自動運転・自律走行や車両電動化に対する世界的なニーズは、特に都市部においては顕著に高まると予想する。
ブローゼとBodeは先駆的な役割を共同で引き受け、ピープルムーバ向け革新的な搭乗システムの開発を遂行していく意向であると述べる。
また、同氏は、搭乗システムにより、自動車メーカーが新たなモビリティサービスを確立する手助けをすると述べる。2社の共同開発するシステムは、車両へのアクセスをデジタルにて管理し、同時にドアの障害物を検出し、適切な対応ができる。
なお、ブローゼとBodeの2社は、「Busworld Europe2019」(10月19~23日、ベルギー・ブリュッセルで開催)にて、革新的な搭乗システムに関して共同でプレゼンテーションを行い、初披露する。
(画像はプレスリリースより)
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