Rheinmetall、CFRPシャーシで車両の軽量化に向けた取り組み
CarbonTTの株24.9%を取得
Rheinmetallは9月11日、ドイツのCarbon Truck&Trailer GmbH(CarbonTT)社の株式24.9%を取得したと発表。CFRPシャーシ製造技術をサポートし、軽量化エンジニアリングの拡大に取り組む。CFRPを活用したシャーシ杯初・製造をサポート
CarbonTT社は、トラックやトレーラーなど小型商用車向けに革新的な耐荷重構造に焦点を当てたCFRPシャーシの開発・製造を行っているスタートアップ企業だ。シャーシにはCFRPという材料を使っており、スチールより70%、アルミニウムより30%軽量だ。
Rheinmetallは、この新興企業に協力し、自動車の軽量化に力を入れることになった。CarbonTTのシャーシ生産プロセスの工業化、品質整備システムなど量産化へのサポート、ほかにも同社の100年にわたる技術や製品を提供し、追加の部品開発に協力する。
次世代車両の軽量化への取り組み
CarbonTTでは、車両の軽量化は、燃料消費削減、積載量の増加、CO2排出量の削減、Eモビリティにおけるバッテリーの持続、費用対効果など様々な効果を生み出すとし、今回のコラボレーションを歓迎。ともにビジネスを成長させていきたいと語っている。Rheinmetallは、新しい素材とビジネスの多様化に貢献し、Eモビリティで求められる軽量化に対応していきたいと述べた。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Rheinmetallのプレスリリース
https://www.rheinmetall-automotive.com/