パナソニック、ITS世界会議でADASとビッグデータ・ソリューションを展示

高度運転支援システム(ADAS)技術を開発
パナソニックは10月8日、現在フランスのボルドーで開催されているITS世界会議2015で、自動化されたコネクテッド車両技術及び、高度道路交通システム(ITS)ビッグデータ・ソリューションにハイライトを当てた展示を行っていると発表した。

同社はカメラ、センサー及び画像処理技術における強みを生かし、高度運転支援システム(ADAS)技術を開発した。パナソニックのミリ波レーダシステムは、0.1秒未満で他車両や歩行者の位置を検知し、路車間通信を介してドライバーに知らせることが可能。

V2X通信は、新たな運転支援システムのためのキーテクノロジーだ。これは、車車間(V2V)、車両対インフラ(V2I)、及び車両対歩行者(V2P)をカバーし、差し迫った危険な状況をドライバーに警告することにより交通事故の防止に役立つ。

B2BとB2Cのビッグデータソリューション
ITSのビッグデータソリューションのコーナーでは、広範囲に及ぶ問題の解決策を展示。B2Bの分野では、物流管理者の様な専門家に優れた車両モニター機能を提供し、また、道路管理者は、GPS付き狭域通信(DSRC)車載器を利用することによって、より簡単に道路の状態に関する情報を取得可能だ。

B2Cのためには、より安全で安心感のある便利で楽しい旅行体験を提供。ワンダートリップ方式と呼ばれる個人認証技術を介して、すべての都市への旅行をサポートしている。

更にパナソニックは、スマートフォンやウェアラブルデバイスにおける交通情報を統合することで、通信とコンテンツのカスタマイズ機能を提供している。


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