オートリブ研究諮問委員会、新メンバー選出で学術的洞察を強化

生体力学、疫学、公衆衛生学の権威
オートリブは、様々な分野の有識者で構成された研究諮問委員会を設けている。委員会に生体力学、疫学、公衆衛生学の洞察を強化するため、新しいメンバーを加えたと9月17日に発表している。

安全な自動運転開発のために
今回新たにメンバーとなったのは、オハイオ州立大学John Bolte 4世教授。生体力学の権威であり、人身傷害と物理的機械的特性との関係を調査する研究所・the Injury Biomechanics Research Center (IBRC)のディレクターを勤めている。

そして疫学・公衆衛生学教授で、安全なモビリティのためのコンサルタントを行うMaria Segui-Gomez氏。祖国スペインでは内務省の交通局長を勤め、欧州傷害予防センターの設立にも貢献した人物だ。

これによりメンバーは8人となり、事故やけがを予防する、安全な自動運転のソリューション、関連製品の開発に役立てる。

学術と市場の進歩に合わせて
同社の研究諮問委員会(Autoliv Research Advisory Board)は、安全な自動車、健全な業界づくりのために、学術的な観点から、または市場動向などの観点から洞察、理論、アイデアの交換を行っている。

車両側面に注力し、乗客全員の保護を目的としたインフレータブル・カーテンエアバッグ(IC)のアイデアは、1984年にこの委員会から生まれたものだ。

(画像はオートリブの公式ホームページより)


▼外部リンク

オートリブのプレスリリース
https://www.autoliv.com/