ヒュンダイ・モータースポーツ、「ヴェロスター N ETCR」の走行試験を実施
新型エレクトリック・レースカーがサーキットを初走行
ヒュンダイ自動車(Hyundai Motor)は9月24日、ヒュンダイ・モータースポーツ GmbH(Hyundai Motorsport GmbH)が、「ヴェロスター N ETCR」の走行試験を実施したと発表した。「ヴェロスター N ETCR」は、ETCRヨーロピアン・トラック・レーシング・チャンピオンシップに向けて、設計・開発された同社初のエレクトリック・レースカーだ。
今回、ハンガリーの首都ブダペスト郊外にあるサーキット「ハンガロリンク」で、2日間の走行試験を実施。エンジニアがテクニカルサーキットにおけるシャーシバランスについての理解を深め、パフォーマンスと効率性を高めるミッドマウント電動モーターから、電力を最大限に活用できるようになった。
将来の高性能電気自動車設計・開発に大きくつながる1台
「ヴェロスター N ETCR」は、シャーシ部分に取り付けられたバッテリーとダブルウィッシュボーン式リアサスペンションが、過去の同社モデルとは大きく異なる点で、今後の各試験プロセスも重要になっていく。そういった背景から同車は、ヒュンダイ自動車の将来の高性能電気自動車設計・開発に大きくつながる1台で、新しい基礎を築くものとして期待が寄せられている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Hyundai Motor プレスリリース
https://www.hyundai.com/