ドラクスルマイヤー、自動車照明用LED技術を促進するISELEDアライアンスに参入

機能的な環境照明システム、インテリ照明などを提供
ドラクスルマイヤーは、Inova Semiconductorsが、electronica 2016で自動車照明用のISELED技術を促進するために設立したシステムであるISELEDアライアンスに参入した。

真の「デジタルLED」に基づいたこの革新的な技術であるISELED技術は、業界で広く受け入れられ、2016年には5社であったメンバー数が現在は28社に増加した。

大手自動車部品メーカーであるドラクスルマイヤーは、ドイツのニーダーバイエルン、フィルスビーブルクに本社を置き、世界20ヶ国で70,000人以上の従業員を雇用している。

同社のプレミアムカー向けの製品ポートフォリオには、機能的な環境照明システム、インテリアシステム、ボードネットワーク、Eモビリティ用バッテリーシステムなどがある。

ドラクスルマイヤーグループのCTOであるMartin Gall博士は、次のように述べた。
「自動車業界のプレミアム照明シナリオのベンダーとして、我が社は、インターフェースの標準化と将来の実証済みプロトコルを、重要な問題と見なし、機能照明の機会を大幅に増やしている。」(プレスリリースより引用)

インテリア照明から用途範囲を大幅に拡大
ISELEDアライアンスは、ISELEDを中心とした包括的なシステムソリューションエコシステムを提供するという目標を掲げている。

ISELEDアライアンスの創立者でありInova SemiconductorsのCEDであるRobert Kraus氏は、次のように言及した。
「アライアンスのメンバーの幅広いスペクトルは、ISELED技術に卓越したダイナミズムをもたらし、自動車インテリア照明の当初のアイデアをはるかに超えて、その潜在的な用途範囲を大幅に拡大している。」(プレスリリースより引用)

ISELEDプロトコルに基づく新しいILaSバスコンセプトである『ISELEDライト&センサーネットワーク』によって、LEDエレメントだけでなくマトリックスLEDライトやセンサー、アクチュエーターなどのコンポーネントも、将来、簡単な2本のワイヤー接続を介して、多数制御される。LINやCANなどの一般的なバスでは、この形式では不可能である。

今回、ドラクスルマイヤーは、大手LEDメーカーのEverlight Electronicsとともに、ISELEDアライアンスすることとなった。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

INOVA Semiconductors GmbH
https://iseled.com/news/press-release.html