コンチネンタル、パワートレイン部門を「Vitesco Technologies」として分社化

パワートレイン部門の分社化
コンチネンタルは、パワートレイン部門を組織から切り分け、10月1日から新たな独立子会社「Vitesco Technologies(ヴィテスコ・テクノロジーズ)」として経営を開始すると発表した。

パワートレイン部門は2019年1月より独立運営が行われ、世界の約50拠点にて新たなブランドアイデンティティを展開している。パワートレイン部門の独立化は、自動車業界の需要に対して、より迅速で効率的な対応を可能とする。なお、「Vitesco Technologies」は、ドイツ・レーゲンスブルクに本社を構える。

クリーンかつ持続可能なモビリティの実現に向けて
ヴィテスコ・テクノロジーズ最高経営責任者のアンドレアス・ヴォルフ(Andreas Wolf)氏は、クリーンかつ持続可能なモビリティの実現を目標として、あらゆる自動車の核となるパワートレインをスマートに電化すると述べる。

また、今日および未来のクリーンドライブ分野におけるリーダーシップを明確に示すと、新しく、躍動的なブランドアイデンティティを非常に好ましく思っている。

「Vitesco Technologies」の独立化をもって、コンチネンタルは、抜本的変化の影響を受ける車両ドライブに対する急速に変化する需要に対応できる。排出量の劇的な削減は、世界において政治的かつ社会的な課題となり、地域によって、開発は異なるスピードにて進展する。

ヴォルフ氏は、柔軟性が求められるゆえ、グローバルな視点から、あらゆるタイプのドライブトレインに需要があると説明する。クリーンかつ効率的、無理なく手が届く製品にすることがミッションであり、一貫した電動化により達成できると考える。

(画像はプレスリリースより)


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