コンチネンタルの新しいVFテクノロジータイヤ、展示会で公開

農業用のVFテクノロジー
コンチネンタルは9月27日、農業機器技術に関する国際展示会「アグリテクニカ 2019」で、農業機械・運搬車向けにVF(超高屈曲)技術を使った新しいタイヤを発表することを明らかにした。

土壌に合わせてタイヤの空気圧を自動調整
VFテクノロジータイヤは、タイヤの耐久性と方向の安定を維持する柔軟性の高いサイドウォールを備えており、農場から道路へ、道路から別の地形へ、また荷物の重量などに合わせてタイヤの圧力を下げる。

これまで移動ごとに行ってきたタイヤの空気圧調整が不要になる。

タイヤの重要な要素となるリムや、タイヤに関わる全てのコンポーネントの負荷・安定性を考慮したビードが設計されている。さらにベルトとショルダー領域は硬く、変形や損傷などのリスクを軽減して安全な移動を実現した。

タイヤに使用されているカーカス素材は、地面の衝撃を吸収し、たわんでも元の形に戻る形状記憶型。快適な乗り心地を提供する。

快適性と時間・燃料の節約を
タイヤは、VF TractorMaster Hybrid、VF TractorMaster、VF CombineMasterの3つのタイプを用意している。

厳しい農作業環境に、柔軟性のある一貫したパフォーマンスと、時間、燃料の節約、優れた耐久性を提供する新しい技術だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental.com/