GKNオートモーティブ、パナソニックジャガーレーシングとのパートナーシップを継続

フォーミュラEで複数年にわたるスポンサー
GKNオートモーティブは、フォーミュラEにおけるパナソニックジャガーレーシングとのパートナーシップを継続したことを発表した。

パナソニックジャガーレーシングは、イギリス、ウォリックシャーのゲイドンにあるジャガーの新しいデザインスタジオでの公式チーム立ち上げイベントにおいて、新しい2019/2020ジャガーI-TYPE 4を発表した。

これは、GKNオートモーティブとパナソニックジャガーレーシングの複数年にわたるチームスポンサーシップの継続を意味し、両者による素晴らしいモータースポーツの伝統と長年の関係の維持を示している。

技術的なワークストリームパートナーシップの拡大の一環として、GKNオートモーティブは、統合とコントロールの専門知識を提供し、今後のフォーミュラEシーズンを通して、パナソニックジャガーレーシングのパフォーマンスを向上させる。

先進のeDrive開発に関するイギリスのハブであるイノベーションセンターにおける現在の研究プロジェクトと、パナソニックジャガーレーシングとのパートナーシップから収集した識見を通して、GKNオートモーティブは、電気モータースポーツで将来使用するための電気ドライブと連におけるさらなる技術開発を模索する。

また、GKNオートモーティブは、学生や実習生のエンジニアに投資しており、このパートナーシップの中で、モータースポーツに興味のある若いエンジニアに、教育リソースの共有と就業体験の機会を提供している。

高性能電動ドライブトレインの開発を推進
GKNオートモーティブのCEOであるLiam Butterworth氏は、次のようにコメントした。
「我々は、功績あるジャガーレーシングとの長年にわたる関係を継続することを誇りに思っている。先進のドライブラインと最先端の電化システムの世界的リーダーとして、我々は、パナソニックジャガーレーシングとの協働を強化し、技術的専門知識を共有して、高性能電動ドライブトレインの開発に役立てることを楽しみにしている。」(プレスリリースより引用)

一方、パナソニックジャガーレーシングチームのディレクターであるJames Barclay氏は、次のように述べている。
「GKNオートモーティブとのパートナーシップは、eDrive開発における専門知識を共有する素晴らしい機会である。我々は、GKNオートモーティブがモータースポーツに関して保有する知識に感謝するとともに、我々がフォーミュラEにおける高性能のドライブライン技術を進歩させるために協働できる新しい方法を模索することを楽しみにしている。」(プレスリリースより引用)

長年にわたるドライブライン技術の実績
GKNオートモーティブは、1935年にドライブライン技術が最初のSSジャガーサルーンに採用されて以来、 市場のすべてのジャガーモデルに、高性能CVジョイントやインテリジェントな全輪駆動システムなど、様々なドライブライン技術を提供している。

また、モータースポーツでは、同社のドライブシャフトが、1951年のルマンで優勝したCタイプから、象徴的な1990年代のスーパーカーであるXJ220まで、ジャガーの多くのパフォーマンスカーに搭載されている。

そして、GKNオートモーティブは、eDriveポートフォリオを拡大しており、現在、中国とヨーロッパで5つの主要なeDrive量産プロジェクトが進行中である。その経験は、BMW、三菱、ポルシェ、ボルボなど先進電動車両のラインナップにおいて、多数のOEMをサポートすることで証明されている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

GKN Automotive Press Releases
https://www.gknautomotive.com/