三菱電機、インドの自動車機器販売会社がジャラート州に新工場を建設

稼動開始時期は2021年10月を予定
三菱電機株式会社は、インドにおける自動車機器の製造・販売拠点であるMitsubishi Electric Automotive India Pvt. Ltd(三菱電機オートモーティブ・インド)の新工場を、インドのグジャラート州に建設することを発表した。

この工場では、インドの環境規制に対応した電動パワーステアリング用モーターコントロールユニット、GMR回転センサーおよびEGRバルブの生産体制を拡充する。

工場は2階建てで、延床面積約20,000平方メートル、約17億円を投資して建設され、稼動開始時期は2021年10月を予定している。

CO2排出量削減に役立つ製品の需要増に対応
1998年10月に設立された三菱電機オートモーティブ・インドは、資本金が1億9,000万ルピー(約3億円)で、三菱電機が100%出資している。事業内容は、オルタネーター・電動パワーステアリング用モーターコントロールユニット・GMR回転センサー・パージコントロールバルブ等自動車電装品の生産、販売である。

近年、地球環境保護の観点から、インドでは、自動車によるCO2排出量の削減に役立つ製品の需要が増加している。

こうした状況から、三菱電機は、今般、インドの環境規制に対応した自動車用機器の生産体制を拡充するために、グジャラート州に新工場を建設したもの。

同社では、今後も、強みとする燃焼制御やモーター巻き線を利用した製品を開発・生産し、自動車機器事業のさらなる拡大を目指していく。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

三菱電機株式会社
http://www.mitsubishielectric.co.jp/