ボッシュ、カストロールと共同ブランドの修理工場パイロット運用を実施
中国とアメリカでパイロットフェーズを開始
ボッシュは、ロバート・ボッシュの自動車アフターマーケット部門が、中国とアメリカで共同ブランドの修理工場パイロットを実施するために、カストロールとパートナーシップ契約を締結したことを発表した。パイロットフェーズは、中国の蘇州市、およびアメリカのオーランドとタンパで2019年10月から開始されることとなっており、両社は、このテストが、現在、それぞれの市場で最大25の共同修理工場で行われることを想定している。
ボッシュとカストロールは、自動車サービスの分野で豊富な経験を有しており、カストロールの潤滑剤、およびボッシュの部品とサービスに加えて、両社は修理工場のコンセプトを成功させるための独自の専門知識を提供する。
カストロールが持つ消費者マーケティングと見識の長い歴史は、ボッシュの修理工場管理、機器、サービスにおける長年の専門知識と組み合わされて、修理工場のオーナーに向けて収益性が高く持続可能なオファーを生み出す。
テスト中のコンセプトには、ドライバーに、最高レベルの品質と利便性を手頃な価格で提供する、高度なデジタル対応可能なサービスが含まれる。
それらは、独自の外観と機能を特徴とし、メンテナンス経験、利便性のニーズ、デジタルの選択肢、および持続可能性を考慮することに関する進化する消費者の好みに対応する、差別化されたオファーを作成する。初期テストフェーズより先の修理工場ネットワークの拡張は、パイロットプログラムの完了後に決定される。
既存のカストロールおよびボッシュブランドの修理工場ネットワークにおける運用は、これらのパイロットの影響を受けない。
未来志向の包括的なモビリティサービス
ボッシュ・オートモーティブ・アフターマーケットの社長であるManfred Baden氏は、世界的な自動車部品サプライヤーおよび、技術診断と修理工場コンセプトの専門家として、ボッシュが、長年にわたり、修理工場やカードライバーに向けたサービスや高品質な自動車用品を提供してきたことに言及し、次のように説明した。「カストロールとともに、我々の2つの主要ブランドは、新しい修理工場コンセプトのために力を合わせ、今日と明日の市場ニーズにサービスを提供し、より多くのビジネスパートナーとドライバーに届けている。この新しいオファーは、様々な車種に向けた、未来志向の包括的なモビリティサービスを消費者に提供するという目標を追求する。」(プレスリリースより引用)
一方、カストロールのCEOであるMandhir Singh氏は、同社のビジネスについて、革新的な潤滑油技術、ブランドとマーケティング、デジタルと消費者の見識に関する長年の専門知識を活用することに注力し、付加価値のある消費者経験を中心に構築された修理工場ビジネスを開発していると述べた。
さらに、このパートナーシップについて、次のようにコメントした。
「我々は、パートナーであるボッシュと、技術とチャネル管理における彼らの補完的な価値とともに、このビジョンを共有することを嬉しく思っている。このパイロットの結果により、我々は、将来、世界をリードする修理工場ネットワークを創成することができる。」(プレスリリースより引用)
ボッシュ・オートモーティブ・アフターマーケットとカストロールは、ヨーロッパでの相互推奨契約により2013年から協働を開始しました。この成功した協力体制は、急速に進化する自動車アフターマーケットにおいて協働することに向けて、他の方法を検討するための両社による強固な基盤を設定した。
(画像はプレスリリースより)
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Bosch Press Releases (PR Newswire)
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