ハネウェル、労働者の聴覚を守るヘッドセットを開発・提供

職場の騒音から労働者の健康を守る
ハネウェルは10月9日、職場での騒音から労働者を守るヘッドセット「Honeywell Smart Hearing Solution」を発表。クラウドに接続したインテリジェントヘッドホンだ。

ノイズを低減、聴覚を保護
同社が開発したヘッドセットは、労働者の聴覚を保護する目的で開発。耳栓、イヤーマフ、フィットテストセンター、教育リソースの提供がセットになっている。

労働者には、職場のバックグラウンドのノイズを低減し、通信環境を快適にする。

またアラームも搭載されており、労働者にとって危険な騒音レベルに達したとき、1日の騒音耐性に達したとき、適切にヘッドホンを着用していないときなどに知らせる仕組みになっている。

インテリジェントヘッドホンでノイズを分析
管理者は、クラウドベースでノイズ関連のデータを継続的に検知・収集。モバイルアプリを介して、スマートフォンやモバイルPCから音声をリアルタイムでモニター上に表示・監視できる。

ノイズピーク、パターン、緊急事態などを分析しながら記録。さらに蓄積されたデータを活用し、企業ごとに独自の安全基準と聴覚保護プログラムを開発することが可能だ。

米国国立衛生研究所によると、職場での不快な騒音レベルによって難聴を引き起こした労働者は、世界規模で16%から24%に及ぶという。

同社では幅広い業界に提供し、労働者の健康維持・管理に役立ててほしいと述べている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ハネウェルのプレスリリース
https://www.honeywell.com/