シェフラー、「バイポーラプレート」を使用した燃料電池システムを発表

燃料電池の主要コンポーネントを開発
シェフラーは10月15日、持続可能な代替駆動システムである燃料電池の、主要コンポーネントを新しく開発したと発表。再生可能エネルギーの可用性に向け、蓄電技術を拡大している。

素材・形成技術の専門性を活かして
同社は、燃料電池および燃料電池スタックのコンポーネントとなる金属バイポーラプレート(固体高分子形燃料電池)を使った、燃料電池システムを開発。

スタックに含まれているバイポーラプレートは、燃料電池システムの核となる薄い層を形成、コーティングされている。

また燃料電池システムのポートフォリオには、電子制御システム、エアベアリング、スマート管理モジュール、水素再循環用コンポーネントなどが追加されている。

東京モーターショーで紹介
現在、自動車業界では水素が重要度を増している。FCV(燃料電池自動車)には長距離走行を実現し、大型貨物自動車には、代替エネルギー貯蔵システムとして大きな役割を果たすからだ。

同社はそのソリューションの1つとして今回の製品を開発。10月24日から11月4日まで東京で開催されるモーターショーで公開する予定だ。

展示会ではほか、インテリジェントコーナーモジュール、ドライブバイワイヤー、同社のコンパクトEV・ムーバーなどを紹介する。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

シェフラーのプレスリリース
https://www.schaeffler.com/