アメリカンアクスル、バルセロナ近郊に新しい製造工場をオープン
振動制御とダンパー製品の増加する需要に対応
アメリカンアクスル&マニュファクチャリング(以下、AAM)は、10月17日、スペイン、バルセロナ近郊のヴィラデカンス工業地帯に、新しい製造工場を開設した。この新しい工場は、ルノー・BMW・ダイムラー・ポルシェ・アウディ・フォードなど、ヨーロッパの新規および既存の顧客からの増加する需要をサポートする。
AAMバルセロナは、PV接着ダンパー、圧入圧縮ダンパー、絶縁プーリー、インモールド接着ダンパー、減衰ギアなど、振動制御およびダンパー製品に関するあらゆる製品を製造している。
AAMの会長兼最高経営責任者であるDavid C. Dauch氏は、次のようにコメントした。
「AAMの新しいバルセロナ製造工場は、我が社のグローバルな顧客基盤とプロダクトミックスを多様化し拡大するための、継続したミッションに関する重要な部分である。ヨーロッパの自動車メーカーはエンジンの小型化を続けており、AAMのセグメントをリードする製品は、車両の騒音と振動を低減する技術でこのミッションをサポートしている。」(プレスリリースより引用)
リーン生産の効率的な生産レイアウトを保有
バルセロナの南西20キロメートルに位置する新しい工場は、近くのガバにある2つの小規模施設を統合し、フル稼働時には300人近くの従業員を雇用する。そして、リーン生産の効率的な生産レイアウトと、生産ラインへコンポーネントを配送するための最適化されたマテリアルフローを備えている。AAMドライブラインの社長であるGreg Deveson氏は、AAMが、絶縁プーリーと多くのタイプの粘性ダンパーおよび減衰ギアを開拓したこのセグメントにおけるリーディング企業であると言及し、次のように述べた。
「小型化されたエンジンとハイブリッドアプリケーションの生産が増加するにつれて、AAMは、性能と品質の期待に応え、それを超える業界最先端のテクノロジーで顧客をサポートする。」(プレスリリースより引用)
中でも、AAMは、フォード・BMW・ミバ・PSA向けの減衰ギア、アウディ・メルセデス・FCA向けのPV接着ダンパー、ルノー向けの絶縁プーリー、メルセデス・フォード・ポルシェ向けのインモールド接着ダンパーを生産する。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
American Axle&Manufacturing Press Releases
https://www.aam.com/