ZF、CeTrax電動センタードライブが「Innovation Award」を獲得

「Innovation Award」の獲得
10月21日、ZFは、高床バス向けのCeTrax電動センタードライブが、「Busworld Europe」(10月18~23日、ベルギー・ブリュッセルで開催)にて、個々のコンポーネントおよび周辺機器カテゴリーの「Innovation Award」を獲得したと発表した。

「Innovation Award」は、世界最大のバス・コーチの展示会「Busworld Europe」の開催前夜、17日夜に発表された。今回、専門審査員は、多様な分野において強い競争力をもつ競合他社のソリューションから、個々のコンポーネントおよび周辺機器カテゴリーの「Innovation Award」にCeTrax電動センタードライブを選出した。

ゼロエミッションの実現
ZFは、「Busworld Europe」にeバイクから連結バスに至るまでの電動ドライブソリューションを出展した。eモビリティソリューションは、将来性のある大量輸送を促進させる。

高床バス向けのCeTrax電動センタードライブは、公共交通機関として使用するバスにおいてゼロエミッションを可能にする。プラグ・アンド・ドライブが特徴であり、従来のドライラインレイアウトを変更せず、容易に装着できる。

それゆえ、既存プラットフォームの改修、新たな車両の開発に適合できる。市場需要・ニーズ、法的規制に対して柔軟な対応が可能になる。

「Innovation Award」受賞式典は、展示会初日の18日に行われた。バス・コーチ事業向けのアクスル・トランスミッションシステム事業部長のアンドレアス・グロスル(Andreas Grossl)氏、受賞式典にて、「Innovation Award」により、改めてZFが自動車セグメントの電動化におけるパイオニアであることが示されたと述べている。

なお、バス向けの電動ドライブのアワード受賞は、今回が初めてではない。今年2月、同社の電動ポータルアクスル「AxTrax AVE」は、「EBUS 2019 Environmental Protection Award」のDrives for Battery Buses部門において「2019 EBUS Award」を受賞している。

(画像はプレスリリースより)


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ZF
https://press.zf.com/press/en/releases/release_12032.html