ケーヒン、ダウンサイジング直噴ターボエンジン用システム製品を米国で供給

北米での生産能力を増強
大手自動車部品サプライヤーのケーヒンは、このたび米国で発売されるダウンサイジング直噴ターボエンジン搭載車用のシステム製品が初めて自動車メーカーに採用されたと発表した。

ケーヒンは、北米における自動車の需要拡大に対応するために、北米とメキシコで生産能力400万本の直噴エンジン対応インジェクター設備を設置したほか、米国インディアナで生産するインテークマニホールドの生産ラインを追加して北米全体での生産能力を約15%拡大し125万台としている。

また、米国ノースカロライナで生産する電子制御ユニットの生産能力を約20%拡大して230万台とするなど、米州で最適な部品の供給体制を構築している。
グルーバル調達で競争力を維持
ダウンサイジング直噴ターボエンジン向けシステム製品は、労働集約型の生産工程はメキシコで行われ、部品精度が要求される工程は米国インディアナで行われることになる。

また、電子制御ユニットは米国ノースカロライナ、インテークマニホールドは米国インディアナで生産され、電子制御スロットルボディはメキシコで生産を行う計画である。

なお、これらすべての製品は、北米やメキシコをはじめ、グローバル規模での部品調達を実施することで、高い競争力を実現する計画となっている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ケーヒン プレスリリース
http://www.keihin-corp.co.jp