イートン、eモビリティ事業に新たなパワー・ディストリビューション・ユニットを導入
「Flex Power Distribution Unit」の導入
10月22日、イートンは、eモビリティ事業に高圧電動商用車向けの新たなパワー・ディストリビューション・ユニット「Flex Power Distribution Unit(Flex PDU)」を導入すると発表した。Flex PDUは、独自の設計により複数の負荷要件を扱え、商用車にこれまで以上の安全な電力を供給できる。また、同社は、動力機器のグローバルリーダーであるカミンズと契約を締結しており、Flex PDUのエレメントを提供する。
安全の確保
イートンeモビリティ事業シニア・バイス・プレジデントのスコット・アダムス(Scott Adams)氏は、電気自動車の電力供給に対するニーズは増え続け、PDU機能の向上は不可欠であり、メインバッテリー電源を車両残り部分に接続することが求められると述べる。インテリジェントFlex PDUは、業界の経験と電気の専門知識により、車両の機能・性能を高めたうえで完全な電源保護が保証される。
Flex PDUは、独自の設計により複数の負荷要件を扱え、商用車にこれまで以上の安全な電力を供給できる。ショート、衝突事故、その他の電気システム障害からパワーエレクトロニクスを保護し、確実な電力分配、車両コンポーネントおよび乗車者の安全維持が可能となる。
車両コンポーネントおよび乗車者の安全維持に加え、インテリジェントユニットは、車載ネットワークのコントローラエリアネットワーク(CAN)を介して、OEMメーカーに診断情報を提供する。
(画像はプレスリリースより)
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EATON
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