メリトール、ノースカロライナ州の工場が州労働安全局プログラムの金賞を獲得
大きなケガ人の発生は無し
メリトールは、アメリカ、ノースカロライナ州フレッチャーの工場が、6年連続で州労働安全局プログラムの金賞を受賞したことを発表した。この賞は、優れた安全の記録を達成し維持するノースカロライナ州の民間企業および公的機関に毎年授与されるもの。今回、フレッチャー工場は、記録的な生産量を計上した2018年の期間中、記録されるような負傷者がいなかったことが評価された。
メリトール、アクスル担当オペレーションシニアディレクターであるBrian Cavagnini氏は、次のように述べた。
「安全性への取り組みに関して従業員が評価された賞を受けることを誇りに思う。我々は、毎日、負傷を防ぐための責任感を共有することに重点を置いている。」(プレスリリースより引用)
ノースカロライナ州の労働局は、年度内に負傷者が出ずに、負傷による業務制限や異動、休業時間の割合であるDART(休暇・制限・異動)率が50%以下の団体に金賞を贈呈している。
2018年、フレッチャー工場では、州の業界平均である2.4と比較して、20万労働時間で0.95人の負傷者であった。
安全研修で全員の安全意識を向上
Cavagnini氏によると、フレッチャー工場では、製造業に不慣れな従業員に比べて、経験豊富な従業員の負傷が少ない。発生率を削減するために、新規採用時のオリエンテーションは安全研修から始まり、その後、工場におけるプロセスの理解を促進するためのフォローアップ研修が行われる。また、全員が定期的に安全研修コースを受講し、従業員による会議はすべて、安全に関する話から始まる。
Cavagnini氏は、「私も、そして、工場の従業員も、全員が安全文化を受け入れている。我々が出社した時と同じ状態で帰宅することができるように、お互いに気を配ることは、個人の、そして会社の責任である。」と語った。
1982年に開設されたフレッチャー工場は、延床面積が504,000平方フィートで、720人の従業員が働いている。ドライブアクスル、インプットシャフト、トラック用のギアとキャリア、特殊車両および軍用車両ホイールプログラムを製造している。
(画像はMeritorより)
▼外部リンク
Meritor Press Releases
https://www.meritor.com/meritor-today/20191025