メリトール、「Blue Horizon」のエレクトリックドライブシステムを拡大
エレクトリックドライブシステムの拡大
10月29日、メリトールは、クラス4～7向けパワートレイン「12Xe powertrain」の着手、大型4x2および6x2トラック向けパワートレイン「17Xe powertrain」の導入により、革新的な技術を取り扱うブランド「Blue Horizon」において、エレクトリックドライブシステムを拡大すると発表した。また、「12Xe powertrain」「14Xe powertrain」には、新たに2速および3速デュアルカウンターシャフトトランスミッションがオプションとなる。3速は、2速を越えた機能・性能をもち、高い安定性と最高速度を提供する。
複数アプリケーションと顧客ニーズを満たす設計
副社長兼最高技術責任者のジョン・ベネット(John Bennett)氏は、「Blue Horizon」製品ポートフォリオのパワートレインソリューションは、複数の車両アプリケーションに適合し、現在および未来の顧客ニーズを満たすように設計されていると説明する。標準アクスル向け包括的ソリューション、リモートマウント構成、完全エレクトリックパワートレインシステムを含む次世代技術の範囲を拡大し、エレクトリックドライブトレインのサプライヤーとして選ばれることを目指す。
「12Xe powertrain」モジュール設計には、現在、テスト段階にある「14Xe full-electric powertrain」と同じコンポーネントが多く使用される。「12Xe powertrain」は来年よりテストが始まり、2021年の生産開始が見込まれる。電気モーターは、特定の車両要件に合わせて縮小・拡大でき、連続電力150、180、200Kw(ピーク電力250Kw)を供給する。
また、「17Xe powertrain」では、連続電力420Kw(ピーク電力450Kw)の供給が可能であり、大型4×2トラックに簡単に装着できる。
（画像はプレスリリースより）
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