ZF、ベトナム初の生産工場を開設

ベトナム初の生産拠点
11月11日、ZFは、ベトナム・ハイフォン市にて、シャーシモジュール生産工場を開設したと発表した。ベトナム初の生産拠点となり、2500万ユーロ以上が投資された。

ベトナムの自動車産業は、東南アジアにおいて成長が著しい市場である。ZFは、ローカル・フォー・ローカル戦略に従って、ハイフォン市にて、ベトナムの新規顧客向け生産拠点を確立し、ベトナム市場に参入する。

ベトナム市場における地位の確立
新たな生産工場は、ローカル・フォー・ローカル戦略を強化する。顧客であるビンファストの生産工場隣に位置し、ジャスト・イン・タイムでシャーシモジュールを生産・供給する。連続生産は今年7月末より開始され、1年内には顧客との関係性が確立される見込みである。

なお、ビンファストはベトナム初の自動車メーカーであり、2017年に設立された。ZFは、ビンファストの主なシャーシ技術サプライヤーとなる。

就任式にて、ZF執行役員のミヒャエル・ハンケル(Michael Hankel)氏は、今回の提携により、ZFは、ベトナムの自動車市場に最初から参入し、有利な地位を固める機会を得られたとコメントする。

また、シャーシ技術事業部のピーター・ホールドマン(Peter Holdmann)博士は、ハイフォン市の生産工場をもって、グローバルビジネスネットワークに高性能のシャーシモジュール組み立て工場を追加できると述べる。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ZF
https://press.zf.com/releases/release_12929.html