ベバスト、複数のパーキングヒーターを制御するThermoConnectアプリを開発
複数の車両を制御、音声アシスタントも
ベバストは12日、複数のパーキングヒーターを制御できることが可能な多機能アプリ「ThermoConnect」を開発したことを発表した。ベバストのヒーターを所有しているドライバーは、ヒーターが既に工場オプションとしてインストールされているか、後付けされているかに関わらず、アプリ「ThermoConnect」の制御機能を追加導入することができる。
ベバストのヒーターを複数持っている利用者、例えば家庭で複数の車を所有しているか、または車とキャンピングカー両方を所有している場合など、1つのアプリを使用して、それらのデバイスをすべて制御することが可能となった。
そして、このアプリは、「Thermo Top Evo」パーキングヒーター、そして、「e Air Top 2000 STC」と「Air Top Evo 40/55」空調ヒーターを制御することができる。
また、新しいAlexaスキルにより、2020年の第1四半期から音声コマンドを使用して、ベバストのパーキングヒーターを制御することが可能となる。
このための前提条件は、アマゾンの音声アシスタント、およびパーキングヒーターを制御する「ThermoConnect」を使用することである。これにより、パーキングヒーターを簡単に使用できるようにプログラミングできる。
制御デバイスの簡単なアップグレード
便利なWebベースのThermoConnectアプリコントローラーは、現在、プレセットタイマー、リモコン、ThermoCallアプリを使用して制御されている、車載もしくはオートバイのパーキングヒーターに、オプションで後付けが可能である。自動車メーカーによって既にパーキングヒーターがインストールされ、車内のパネル、もしくは無線リモコンを介して制御されている場合、ヒーターのアプリ制御にアップグレードするには、アダプターケーブルを入手するだけである。
このケーブルは、工場で取り付けられた受信機に接続されている。これは、ほぼすべての自動車メーカーの車両に適用される。追加のケーブルが不要であることから、後付けパーキングヒーターの場合、アップグレードはさらに簡単である。
さらに、ThermoConnect制御ユニットは、車両の見えない位置に取り付けておくことができる。このユニットには、SIMカードも含まれている。無料アプリからダウンロードされると、距離に関係なく、パーキングヒーターは、スマートフォン、タブレット、パソコンを使用して、パーキングヒーターを操作することができる。
ヒーターで暖めるスケジュールは、定期的に繰り返すことも含めて、いつでも事前設定することが可能となっている。
(画像はプレスリリースより)
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