リナマー、フランスの部品会社を買収することで合意

買収額は7.7億ユーロ
カナダ自動車部品サプライヤー大手のリナマーは15日、7.71億ユーロ(8.82億ドル)でフランスの自動車部品サプライヤーMontupet S.A. に買収を持ちかけていることを明らかにした。

リナマーはMontupetに対して、現金で1株当たり現在の株価に15.5パーセントプレミアムを乗せた71.53ユーロでの買い取り提案を行っている。

Montupetはアルミニウム鋳造技術とその関連部品に強みがあり、営業と生産拠点を複数のヨーロッパの国々および北米とアジアに保有している。

既に株式公開買い付けで合意
リナマーは既にMontupetの経営陣および発行済株式の約36.6パーセントを保有する主要な株主と、既に公開買い付けについて合意を得ているとしている。

実際の公開買い付けはフランス金融市場監視局の認可後の12月初旬より実施され、2016年2月には完了する見通しである。

Montupetの会長兼最高経営責任者のStephane Magnan氏は次のように述べている。
「Montupetとリナマーは、鋳造と機械加工の分野でお互いを補完することができ、リナマーと一緒になることがMontupetの長期的な成功にもつながると信じている。」
(メディアリリースより引用)



▼外部リンク

リナマー メディアリリース
http://www.linamar.com