Rheinmetall Automotive、中国の世界的自動車メーカーから大型注文を獲得

ガソリンエンジン用最新型軽量ピストン
Rheinmetall Automotiveは、傘下で中国に拠点を置くKolbenschmidt Huayu Piston Co. Ltd.(以下、KSHP)が、世界有数の自動車メーカーの1つから注文を獲得したことを発表した。

受注されたのは、リングキャリアとクーラントギャラリー技術を備えた、ガソリンエンジン用最新型軽量ピストンで、KS Kolbenschmidtが開発したもの。2022年から上海のKSHPで生産を開始し、注文は2028年まで継続される。

1.5リッターのターボチャージャー付きエンジン用に作られたこれらのピストンは、将来的に、中国の顧客の新しい4気筒シリーズのすべてで使用される予定である。

顧客は、「ローカルフォーローカル」の原則に従って、3つのエンジン工場において、地元製造品を地元で据え付けを行い、これにより、比較的短いサプライチェーンの効率性というメリットを享受する。

中国の最新の排出ガス基準に準拠
この受注のもう1つの重要な基準は、KS Kolbenschmidtの広範なグローバルネットワークと、中国の子会社が、ドイツのネッカーズルムにあるRheinmetall Automotive本社と緊密に協力しているということである。

KSHPは、上海に30人以上の優秀なエンジニアを配置したローカル技術センターも保有している。このセンターは自動車メーカーに直接サービスを提供し、すべての顧客の要件をカバーしているため、国内および国際的なOEMにとって価値ある開発パートナーとなっている。

このピストンは、KS Kolbenschmidt Liteksプログラムの一環であり、特に軽量で低摩擦のコンポーネントである。また、燃料消費量と排出量を削減するための厳しい要件を満たしており、中国の最新の排出ガス基準にも準拠している。

(画像はプレスリリースより)


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Rheinmetall Automotive Press Releases
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