Rheinmetall、電気自動車向けエアコンコンプレッサーを開発
電気自動車向けエアコンポーネント
11月14日、ラインメタル・オートモーティブ(旧KSPG) 傘下のPierburg(ピエルブルグ)は、メカトロニクスコンポーネント分野における豊かな専門知識・技術を駆使し、電気自動車向けエアコンプレッサーを発表した。コンパクトかつ軽量で高い効率性
従来の内燃機関において、エアコンコンプレッサーはプーリーとVベルトを介して駆動する。一方、電気自動車では、高電圧ネットワークに統合された電子モーターにより、エアコンコンプレッサーは駆動する。電気自動車向けエアコンコンプレッサーはコンパクトな設計であり、通常の設置スペースに搭載でき、通常の電圧レベルHV2およびHV3に適応する。モジュール設計のコンプレッサーユニット、電子モーター、パワーエレクトロニクスがモジュール化して統合されている。
また、開発にあたり、特に軽量化と効率性の向上が重視された。車両の高電圧貯蔵ユニットにおいて利用できる限られた電気エネルギーを活用し、経済的なパワーマネジメントが実現する。
従来のエアコン機能である暖かい外気温での空調運転だけでなく、低い気温にてヒートポンプ運転も可能にする。ヒートポンプを活用して車室内を暖めることにより、高電圧貯蔵ユニットから流れるエネルギーは、必要に応じて軽減でき、電気自動車のドライビングレンジ(充電1回あたりの走行可能距離)は拡大する。
(画像はプレスリリースより)
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RHEINMETALL AUTOMOTIVE
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