HELLA、安全と車両設計の柔軟性を追求した照明システムを発表

「DIGITAL LIGHT SSL/HD」
HELLAは11月19日、高解像度照明システム「DIGITAL LIGHT SSL /HD」を発表。照明による安全性を始め、LEDシステムの小型化、車両設計の柔軟性を特徴としており、2022年に生産予定だ。

30,000ピクセル以上の高解像度
「DIGITAL LIGHT SSL/HD」は、車両の照明システムとして開発され、30,000ピクセル以上の解像度が特徴だ。照明は個別に制御でき、交通状況に合わせて配光が可能。車両周辺の道路環境の視界を快適にする。

また歩行者・自転車などがよりクリアに投影されるため、ドライバーに夜間走行の快適なドライブを提供し、道路上の交通安全率を高める。

またソリッドステート照明・SSL、動画の高画質化・HDなど個別への使用が可能で、ホームアニメーション、コミュニケーション機能など、ブランドに合わせて独自のオプションを実装することができる。

2022年にヨーロッパで生産開始
同社では、既存のマトリックスLEDシステムのさらなる開発と、小型化に力を入れている。発光面を拡大し、30,000ピクセル以上の解像度ながら、光源は爪ほどの大きさだ。省スペースを実現することで、自動車目0カーはそれぞれ自由な設計が可能になる。

同システムはヨーロッパの高級メーカーからすでに注文が決定しており、生産開始は2022年を予定している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

HELLAのプレスリリース
https://www.hella.com/