ZF、中国・広州市に研究開発センターを設立
中国3番目の研究開発センター
11月27日、ZFは、アジア太平洋地域における研究開発の強化を目的として、中国・広州市にて、中国3番目となる研究開発センターを設立すると発表した。ZFおよび地方自治体の代表者は合意書に調印し、新たな研究開発センター建設にあたり約9000万ユーロが投資される。
アジア太平洋地域における研究開発の強化
これまで、ZFは、中国・上海市にて2ヶ所の研究開発センターを開設している。上海にある研究開発センター2ヶ所では、アクティブセーフティ技術(危険回避・危険予知)とパッシブセーフティ技術(衝突安全)、ドライブラインおよびシャーシ技術に焦点を当て、アジア太平洋地域の顧客をサポートしている。自動運転、eモビリティをはじめとする将来技術の大規模な拡大に伴い、エンジニアリング能力の追加需要が生まれ、今回、広州市の研究開発センター設立に至った。広州市の研究開発センターでは、自動運転、eモビリティなど将来技術に焦点を置く。
ZF執行役員兼アジア太平洋地域責任者のホルガー・クライン(Holger Klein)博士は、ZFの戦略的目標を達成するうえで、中国に3番目となる研究開発センターを建設することは重要であると述べる。
また、新たな研究開発センターはZFにとって重要な技術およびシステムソリューションの研究開発を担うが、技術やシステムソリューションはアジア太平洋地域をはじめ、他地域の市場においても活用できると補足する。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ZF
https://press.zf.com/press/en/releases/release_13508.html