ベントラー、電気自動車量産プラットフォームをドイツで展示
2020年CESでも展示予定
ベントラーは、11月28日、ドイツのパーダーボルンにおいて、電気自動車の量産対応プラットフォームソリューションであるElectric Drive Systemを紹介した。そして、2019年9月に、シュトゥットガルト近くのテストサイトで最初のテストドライブを無事に完了し、実際の条件下で機能とパフォーマンスを証明した。また、同じく9月には、フランクフルト国際モーターショー(IAA)で展示を行った。
現在展示されているパーダーボルンの公開が終了した後、2020年1月7日からにラスベガスで開催されるCESで展示される予定。
BENTELER Electric Drive System 2.0は、同社のエンジニアリングと金属加工能力全体の実力を示すものである。これには、エアバッグとアクスル用のチューブ、シャーシ・ホワイトボディ・エンジンと排気用途向けのコンポーネントとモジュールから、モジュール式の電気自動車システムソリューションまでが含まれる。
電気自動車を製造し迅速に市場へ投入
ベントラーは、今年9月、自動車メーカー2社と提携する契約を締結した。ドイツのAutomobili Pininfarina社との戦略的コラボレーションでは、電気自動車用プラットフォームの開発を行い、これに基づいて開発された最初のモデルである電動SUVは2011年に発売される予定である。
また、中国のスタートアップ企業であるEvergrande社とも、BENTELER Electric Drive Systemの実装に関する契約を締結した。
不動産開発会社であるEvergrande社は電気自動車市場に参入し、このプラットフォームに基づいて、計画中の電気自動車向けにローリングシャーシアーキテクチャを開発する。
ベントラー・オートモーティブ、エレクトロモビリティ部門担当の副社長であるMarco Kollmeier氏は、次のように説明した。
「自動車メーカーは、事前検証済みのシステムソリューションを求めている。これらのソリューションは、電気自動車を製造し迅速に市場へ投入するために、シンプルで信頼できる方法を提供する。我が社のBENTELER Electric Drive System 2.0により、これを提供することが可能である。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
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Benteler Press Releases
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