Marelli、カナダのワイヤレス機器メーカーとコックピットシステムを開発
最新のコックピットモジュール
Magneti Marelliは12月10日、カナダのワイヤレス機器メーカーのBlackBerryと共同開発したデジタルコックピット用QNXシステムを発表。中国の主要自動車メーカーに提供することになった。セキュリティと安全性の高いソフトウェア
これは、BlackBerryのオペレーティングシステム「QNX」と、Marelliが開発したコックピットモジュール「eCockpit」を統合した自動車用コックピットプラットフォーム「QNX Platform for Digital Cockpits」。2016年より両社で進められてきた。BlackBerryのQNX ハイパーバイザー、インストルメントパネル用のQNXプラットフォーム、およびインフォテインメント用のQNX CARプラットフォームに、Androidの実装を組み合わせた最先端の完全統合ソフトウェアソリューションとなっている。
中国メーカー4社が採用、CES 2020で披露
デジタルコックピットの一部を保護、および分離することで、車両の運転システムを損なうことなく、高いセキュリティを保持しながら家庭やオフィスと同じようなコネクティッド体験が楽しめる。中国の主要自動車メーカー4社がすでに採用を決めており、最先端のテクノロジーと信頼性の高さで差別化を図る。同システムはまた、2020年1月にラスベガスで開催されるCES 2020で発表する予定だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Magneti Marelliのプレスリリース
https://www.magnetimarelli.com/