マグナ、フェラーリSF90ストラダーレ用の新型デュアルクラッチトランスミッションを開発

トルクとシフトを改善、重量とCO2排出量を削減
マグナインターナショナル(以下、マグナ)は、スポーツカーメーカーであるフェラーリと協力して、フェラーリSF90ストラダーレ用の新型デュアルクラッチ8速トランスミッションを開発し供給している。

この革新的な次世代デュアルクラッチトランスミッション(DCT)は、トルクとシフトを改善し、重量とCO2排出量を削減している。

マグナパワートレイン、エンジニアリング担当シニアディレクターであるJörg Gindele博士は、次のように述べた。
「マグナのDCTシリーズへ追加されたこのトランスミッションは、スーパースポーツ用との新しいベンチマークを設定する。これは、都市交通やレーストラックにおいて卓越したドライビングパフォーマンスのために必要なあらゆる特性を備えている。さらに、我々は、ハニカムハウジング構造など新しい技術を統合し、最大およそ10キロの重量を削減し、トルク対重量性能を向上させた。」(プレスリリースより引用)

また、マグナパワートレインの社長であるTom Rucker氏は、「我々のチームは、業界をリードするトランスミッションの専門知識を活用し、まったく新しい製品を開発した。そして、フェラーリと協力して、最先端のDCTを提供することを嬉しく思う。」と語っている。

エネルギー効率の高い最新モビリティを提供
マグナのDCTパワートレイン技術は、軽量で燃料効率が高い技術と、最先端のエンジニアリングと製造プロセスを組み合わせることによって、エネルギー効率の高い最新モビリティへの道を提供している。

SF90 ストラダーレ用トランスミッションなどのプロジェクトは、同社の従来型とハイブリッドDCTのフル製品ラインに最終的に恩恵をもたらす。また、追加の車両セグメントにおいて、効率性、重量、パッケージングをさらに改善するために、多くの技術を動かしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Magna International Press Releases
https://www.magna.com/