GKNオートモーティブ、電化促進に向けたドライブシステム価格の適正化戦略

ドライブシステム「3-in-1」を標準化
GKNオートモーティブは12月11日、電気駆動自動車の価格適正に向けた取り組みを開始すると発表。消費者に手頃に購入できる3つの新しいDriveシステム「3-in-1」を標準化する。

パッケージ化して3タイプで提供
「3-in-1」は、堅牢で独立したインバーターとコンパクトな電気モーターをトランスミッションモジュールに統合し、車軸にトルクを加えるP4システムだ。

このシステムは3段階のタイプに分けられ、「Family2」は高級自動車ブランドですでに実績を持ち、トルクは1800~2700ナノメートル、「Family3」のトルクは2700~4100ナノメートル、「Family4」のトルクは4100~5800ナノメートルで提供する。

3つのセットをシステムとして標準化し、タイプ分けすることで価格の適正に対応。電動化への促進を図る。

電化の戦略となるP4システム
自動車業界では、2026年までに世界中で販売される10分の1が電気自動車になると予測。

その中で、P4電気駆動システムは、モーターを車両の車軸に直接接続でき効率的、費用対効果も高いことから、プラグインハイブリッドが94%を占めるとみられている。

同社は、豊富な経験と実績を持つP4駆動システムで、自動車の電化促進で市場をリードする狙いだ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

GKNオートモーティブのプレスリリース
https://www.gknautomotive.com/