Rheinmetall、ハイブリッド・EVモーターの新しいクーラントポンプを発表

Pierburgの新しい電動ポンプ
Rheinmetallの子会社であるPierburgは、12月13日にハイブリッドや電気モーター用の冷却電動クーラントポンプの新ラインナップを発表した。

小型で多機能、センサーレスを実現
同社では主に3タイプの大きさの電動クーラントポンプシリーズを揃えている。今回のシリーズはその中で最も小型の水循環ポンプで、電力は15~20ワット、ECモーターとホールモーターを揃えている。

このポンプはトランスミッションの熱管理、小型燃焼エンジンのチャージクーラー、ターボチャージャーの冷却、窒素酸化物排出量を抑える排気ガス再循環の冷却など役割や用途は多岐にわたる。

ポンプの音響パワーレベルが非常に低く、センサーレスを実現。実際の運転時の騒音レベルは25デシベル未満、一時ストップでも聞こえないレベルだ。

あらゆる状況で冷却可能
電動クーラントポンプの応用は多様で、ガソリン、ハイブリッド、電気自動車、燃料電池自動車などすべてのモデルに対応し、バッテリーやパワーエレクトロニクスなど様々なコンポーネントのあらゆる状況で熱管理を可能にする。

電動クーラントポンプは、油圧、モーター、電子制御システムの3つで構成されており、同社ではこれらをいかに軽量・シンプルにするか、騒音をなくすかをテーマに開発を続けている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Rheinmetallのプレスリリース
https://www.rheinmetall-automotive.com/