HELLA、変化する都市部の道路事情に対応する学習型ナビゲーションを開発
自律ナビゲーションシステム
HELLAは、開発中の自律ナビゲーションシステムが、ドイツ運輸省のデジタルインフラストラクチャ・プロジェクトから助成されることが決定したと発表。リアルタイムマップを提供する画期的なナビゲーションだ。フロントカメラと地図素材から学習
ドイツ運輸省が環境・交通・機構保護の観点から、自動化され接続された環境整備のデジタル支援をプロジェクトとして行っており、同社の研究パートナーで子会社・HELLA Aglaia開発の自律型ナビゲーションシステムが選ばれた。同システムは高速道路や田舎道と異なり、道路事情が変化する都市部向けに開発されている。
地図素材とフロントカメラの画像で走行する車両の周辺環境を独自のアルゴリズムで学習。他の車両や人の動き、信号、道路標識などを検出し、運転操作に関連する情報を提供する。
集積された周辺情報と位置情報を分析
また空きスペースの検出モジュールが搭載されており、集積された地図情報と位置情報を分析。無線インターフェースを介してリアルタイムに地図管理に送信する。これにより利用可能な駐車スペース、駐車違反スペース、道路工事などを検知することができる。ベルリン北部でカメラを搭載した車両で検証したところ、約16キロメートルの主要道路と第二次幹線道路に関して、活用が可能であった。今後も継続してデータ取得と検証が行われる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
HELLAのプレスリリース
https://www.hella.com/