ZFのモビリティサービスプロバイダ戦略「cubiX」
Microsoft社の支援による開発
ZFは12月19日、Microsoft社の支援を受け、独自のソフトウェア「cubiX」を開発したと発表。自動運転向けのモビリティサービスプロバイダとして差別化を図る。システムは1月に開催されるCES 2020で発表される予定だ。システムをネットワーク化し動作を最適化
ZFはMicrosoftと協力して、「cubiX」を開発。Azureクラウドサービスと開発ツール、およびアジャイルソフトウェア開発の経験を活用し、自動車業界に品質の高いソフトウェアソリューションを提供する。電動パワーステアリング、アクティブリアアクスルステアリング、アクティブダンピングシステム、ドライブラインコントロール、統合ブレーキコントロールなど複数の車両システムをネットワーク化したシャーシ構造体で、車両の動作を最適化。
制御機能によって、過酷な道路条件や緊急事態でも安全性を確保し、安心で快適な輸送手段を提供する。
乗用車の場合、自動運転支援システムはレベル2、ロボタクシーのような完全自動モビリティシステムでは、レベル4~5になるように設計されている。
CES 2020で発表予定
ソフトウェア「cubiX」は、2020年1月6日にラスベガスで開催されるCES 2020でライブストリーミングとして公開される。システムはメーカーの要望に対応できるコンポーネント型で2020年より受注・製造を開始。提供は2023年からを予定している。(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ZFのプレスリリース
https://press.zf.com/releases/release_14016.html