トヨタ紡織、CES 2020で2つの自動運転インテリアコンセプトを提案
CES 2020に2度目の出展
トヨタ紡織は12月19日、2020年1月に米国で開催されるCES 2020へ出展すると発表。参加は今回2度目で、モビリティのインテリアスペースクリエイターとして、2つの自動運転車両の内装コンセプトを展示する。
快適・安全・保護機能システム・「MX191」
同社が提案するコンセプトの1つは、「より快適、より安全、より多くの楽しみ」をテーマにしたモビリティスペース「MX191」。自動運転レベル3~4をサポートするもの。自由でユニークな座席配置をはじめ、車内空間と乗員を監視し、リラックスできる空間や室内の快適性、保護機能など、6つのコンシェルジュシステムを搭載している。
多目的活用が可能・「MOOX」
もう1つは、MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)をテーマとしたインテリアで、自動運転レベル5をサポートする内装「MOOX」。モバイル・ボックスを組み合わせた名称で、使用目的に合わせて座席やインテリアアイテムを交換でき、ビジネスからエンターテインメントまで多様な活用が可能になる。
また乗員の活動と関心を評価する「マルチモーダル制御システム」は、スペースや光の調整を行うことも可能だ。
CES 2020では、同社独自のマイクロファイバーと精密スタンピング技術によって製造された高効率のリチウムイオン電池も展示する予定だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
トヨタ紡織のプレスリリース
https://www.toyota-boshoku.com/