HELLA、レーダーのスタートアップ企業と戦略的パートナーシップを締結

レーダーソリューションの共同開発に向けて
HELLAは1月6日、レーダーソフトウェア開発を行っている米国のスタートアップ企業・Oculii社と戦略的パートナーシップを締結したとCES 2020において発表。運転支援と自動運転向けの新しい技術を共同で開発し、2023年の市場参入を計画しているという。

両社の技術で高品質で低コストを目指す
今回両社は、運転支援システムと自動運転に活用できる高性能レーダーソリューションの共同開発を行うと発表。

Oculii社の開発した合成開口レーダーソフトウェア「Virtual Aperture Imaging Software」に、HELLAの車両の周囲を監視する 77 ギガヘルツ・レーダープラットフォームを統合させるというものだ。

両技術を活かすことで、レーダーセンサーのパフォーマンスとコスト効率を向上させ、今後開発される運転支援システムと自動運転の両方に貢献できるシステムになるとしている。

2023年に市場投入
両社のソリューションは2023年に量産化を目指している。

HELLAのレーダープラットフォームは今後数ヶ月で市場に投入される予定だが、今回のコラボレーションにより、レーダー製品シリーズのパフォーマンスを向上させながら、メーカーへ持続的にサポートを行っていく予定だ。

(画像はHELLAの公式ホームページより)


▼外部リンク

HELLAのプレスリリース
https://www.hella.com/