MARELLI、ソリッドステートLiDARのサプライヤーXenomatiXと共同開発へ

ADASとADには不可欠なLiDAR技術
MARELLI(Magneti Marelli)は、ラスベガスで開催されているCESにおいて、自動運転分野の「ソリッドステートLiDAR」のサプライヤーであるXenomatiXと技術的商業的な共同開発を行うことを発表した。

XenomatiXは、MARELLIの自動車照明部門に、高度運転支援システム(ADAS)と自動運転(AD)アプリケーション用のソリッドステートLiDARを供給する。両社は、コンピテンシーと技術を組み合わせて、将来のグローバルな自動車分野のニーズを満たすためのモジュラーLiDARシステムソリューションを提供する。

また、MARELLIが2018年に買収したフランスの新興企業「Smart Me Up」に由来する人工知能(AI)認識技術も活用していく。

LiDARセンサーは、ADASとADアプリケーションの自動車分野で広く認識されている。車線変更アシストやハイウェイパイロット、渋滞アシストなどのアプリケーションにはLiDARシステムに大きく依存している。

XenomatiXとMARELLIの自動車照明部門が開発したソリッドステートとマルチビームLiDAR技術は、様々なADAS機能を可能にするために不可欠な高い信頼性と長い航続距離を提供する。

XenomatiXのLiDARは、他のLiDAR製品とはまったく異なる非スキャンLiDARを使用し、高い解像度と信頼性、耐久性を備えている。

MARELLI 自動車照明部門のCEOであるSylvain Dubois氏は、次のように述べた。
「MARELLIは、XenomatiXのようなハイテクの付加価値を持ったパートナーと協働できることを嬉しく思っている。我々の目的は、ソリッドステートLiDAR技術のおかげで、ADASとAD分野において重要となる一連の機能を実現するように顧客をサポートすることである。」(プレスリリースより引用)


MARELLIの長年にわたる
MARELLI 自動車照明部門の長年にわたるシステム統合、光学、エレクトロニクス、ソフトウェア機能は、スタンドアロン方式において、あるいは大型のフロントもしくはリアモジュールの一部として、XenomatiXによる最先端のLiDAR製品技術を完璧に補完する。

知覚技術への投資を活用して、MARELLIは、AIをベースにしたオブジェクト認識および分類機能を、XenomatiXのコンポーネントで構築されたLiDARシステムに加えることができ、モビリティをより便利で安全にすることに向けた過程においてグローバルなOE顧客をサポートすることができる。

XenomatiXのCEOであるFilip Geuens氏は、次のように述べた。

「MARELLIは、自動車市場用に設計したソリッドステートLiDAR技術に基づいた、様々な自動車OEMのニーズを満たすモジュラーLiDARソリューションを開発し、より大きなシステムに統合する適切なコンピテンスを備えた大手自動車サプライヤーである。MARELLIの自動車分野における3Dセンサーに関する長年の経験は、このパートナーシップの鍵である。」(プレスリリースより引用)


モジュール式アプローチで柔軟性のある開発
MARELLIの自動車照明部門は、世界中の主要OEMと関連するフットプリントにおいて主要な地位を保持しており、今後これらのソリューションを本格的に発展させるための重要なイネブラーとなる。

XenomatiXがLiDARに採用している新しいモジュール式アプローチは、研究開発の努力を最適化しながら、柔軟性を持った複数のアプリケーションに対応する。

MARELLIは、魅力的なスタイリングと世界クラスの照明パフォーマンスを維持しながら、車両のヘッドランプおよびテールランプ内の自動運転用センサーを統合するソリューションである「Smart Corner」を導入したADAS/ADドメインにおいて、コンピタンスを強化してきた。

Smart Cornerは、車両インテリジェンスおよび自動運転技術カテゴリーで、CES2019イノベーションアワードを受賞した。

(画像はプレスリリースより)


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