ZF、自動運転レベル2+半自動システムのコスト効率化に成功
未来のクルマの第1歩
ZFは自動運転レベル2+半自動システムを装備したソリューションに注力しており、今年から市場に参入すると1月6日に発表。すでにアジアのメーカーと生産契約を締結しており、業界で最も手頃な価格で販売するという。コストパフォーマンスの高いシステム
同社の「coASSIST」は、インテルのMobileye・EyeQ(TM) テクノロジーを利用した、自動運転レベル2+ ADAS(運転支援システム)機能だ。価格は1000ドル以下と、業界では最安値を実現。ヨーロッパ新車アセスメントプログラムであるユーロ NCAP(エヌキャップ)のテスト条件を満たしており、快適性と安全性においてもコストパフォーマンスの高い製品だ。
またサポート機能である「coDRIVE」は、360度サラウンドカメラによる車両周辺の道路・交通状況などの認識、車線変更、追い越しなどを安全に行う。
アジアメーカーと契約、生産化へ
そして「coPILOT」機能は、ビジュアルコンピューティング技術を展開するNVIDIA社との共同開発で、高度な画像処理と計算能力でレベル2~4までをカバーできる。レッグ・ハンズフリー操作、ZFのProAIコントローラーが搭載され、Mobileye・EyeQ(TM) テクノロジーの学習機能により追い越しや駐車などを自動で行うようになる。
同社はアジアのメーカーとの契約により量産体制に入る。これらのフルレンジユニットは、今後3年以内に利用可能になる予定だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ZFのプレスリリース
https://press.zf.com/press/en/releases/release_14023.html