イートン、「Green Motion」と共に電気自動車充電インフラを整備

電気自動車充電インフラの整備
1月8日、イートンは、「Green Motion」と提携し、インテリジェントな電気自動車の充電とエネルギー貯蔵ソリューションを融合すると発表した。「Green Motion」は、電気自動車充電設備において先駆的な企業であり、電気自動車の充電スタンドを供給する。

電力需要・供給バランスの適切な管理を
イートン シニア・バイス・プレジデント兼EMEA地域パワークオリティー・エレクトロニクス・新興市場部門ジェネラルマネージャーのクレイグ・マクドナルド(Craig McDonnell)氏は、電気自動車の普及に反して、電気自動車用充電スタンドの不足および電力供給管理の不十分さを指摘する。

Bloomberg NEFによると、電気自動車の売上は伸び続け、2025年までに、世界規模で1000万台に達する。一方、現状、電気自動車の充電には、家庭・企業と共に送電網から供給される電力を使用する場合が多い。

電気自動車の普及に伴い、電力の需要・供給バランスは崩れ、電力供給管理が課題とされている。それゆえ、電気自動車向け充電スタンドの増設は急を要している。

電気自動車充電スタンドと建物を統合
インテリジェントな電気自動車充電設備とエネルギー貯蔵ソリューションを融合することにより、インテリジェントな電気自動車の充電とピーク・シェービング(エネルギー消費ピーク時に備えてエネルギーを備蓄しておくこと)が可能になる。

物件・施設所有者は、エネルギー消費ピーク時に、充電スタンドに貯蓄された電力を必要に応じて利用できる。電気料金の高い、電力需要ピーク時間帯での利用を回避することで、電気料金は軽減される。

また、スケーラブルでモジュール式の設計により、集合住宅、商業施設、ショッピングモール、大学、スタジアム、空港などにて幅広いアプリケーションに搭載できる。

(画像はプレスリリースより)


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