ヒュンダイ自動車、Pamela Cohn氏を副社長に任命 アーバンエアモビリティ部門を先導

アーバンエアモビリティ部門のグローバル戦略などを先導
ヒュンダイ自動車が1月13日、Pamela Cohn氏を新たな副社長に任命したと発表した。

同社は、傘下に起亜自動車を擁し、現代自動車グループを構成している韓国最大の自動車メーカーである。今回、Pamela Cohn氏を副社長に任命し、アーバンエアモビリティ部門のグローバル戦略および営業を先導してもらう。

ヒュンダイ自動車は、同氏の航空コンサルタント会社「Ascension Global」における業界専門知識と、リーダーシップ経験をもとに、アーバンエアモビリティ市場の開拓を進め、同部門のグローバルな商業展開及び取り組み方針の実現を目指していく。

交通渋滞に対処するモビリティソリューションを提供へ
ヒュンダイ自動車は、アーバンエアモビリティ部門を通じ、革新的かつスマートなモビリティソリューションの提供を目指しており、世界中の巨大都市で増加し続ける交通渋滞の解消につながるものだと指摘する。

アメリカ・ラスベガスで開催されたCESでは、空中ライドシェアリングの実現に向けてウーバーと連携することも発表。「ウーバー・エレベート」と共同で、パーソナルエアビークル(PAV)コンセプト「S-A1」モデルを公開。

「Ascension Global」の設立前、Pamela Cohn氏はマッキンゼーのUASハブを設立し、航空宇宙及び防衛、インフラストラクチャ・プラクティス・グループのリーダーを務めており、インフラの整備などの専門知識も豊富だ。今後、PAVなどの離着陸場所などを含めたインフラ整備も課題にあがっていることから、同氏の手腕に大きな期待がかかっている。

(画像はプレスリリースより)


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ヒュンダイ自動車 プレスリリース
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