Rheinmetall、ターボチャージャー用電動アクチュエータを開発

ターボチャージャー用ロータリーおよびリニアターボアクチュエータ
1月15日、ラインメタル・オートモーティブ(旧KSPG) 傘下のPierburg(ピエルブルグ)は、ウェイストゲートバルブあるいは可変タービンジオメトリ(VTG)搭載のターボチャージャー向けに、次世代のロータリーおよびリニアターボアクチュエータを開発したと発表した。

なお、ウェイストゲートバルブとは、ターボチャージャーによる過給エンジンにおいて、排ガスの一部を分流させ、タービンへの流入量を調節するバルブ機構である。

個々の要件・要求を満たしたうえで高パフォーマンス
新たなロータリーおよびリニアターボアクチュエータは、モジュラー手法により、コネクタの配置、設計から、特に高い費用対効果かつコスト削減に至るまで、個々の顧客が求める要件・要求を満たせる。

また、2段および3段歯車(ギア)機構を用いることにより、必要とされるパワーとトルクを得たうえで稼働時間は改善され、タービン回転数の上昇と重量軽減が実現する。2段および3段歯車機構は、回転音を抑制し、サイクル数を増加させる。(排出端:角度上限360度、ストローク上限15mm)

これにより、稼働範囲は広がり、様々な機能向けの選択肢が拡張する。電気モーターの選択および設計の選択により、摂氏160度を超える環境下においても、一定の質を保って稼働できる。

(画像はプレスリリースより)


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