ボッシュ、長距離トラック用の高性能バッテリーを開発

AGMテクノロジーのバッテリー
ボッシュは1月20日、同社の販売するバッテリーの中でも最大のエネルギーとなる、長距離トラック用のバッテリー「TA AGM 12-volt starter」を発表。AGMテクノロジーを搭載しダウンタイムを短縮する。

効率的でメンテナンスフリー
近年運転だけでなく、快適な生活機能を備えている長距離大型トラックは、多くの電力を必要としている。同社は、そのニーズに応える最も強力なエネルギー供給を行う「TA AGM 12-volt starter」バッテリーを開発した。

これはAGM(Absorbent Glass Mat)テクノロジーを搭載。ガスを外部に放出せずに、バッテリー内部のマイクロファイバーグラスマットに吸収されるシステムだ。停車状態でも冷暖房、電子レンジ、テレビなどに供給できる。

長距離大型トラックの労働条件を改善
エネルギー漏れがなく放電深度は80%、通常の鉛蓄電池システムより6倍のディープサイクル型となっているため、長時間の使用に耐えられる。負荷が軽減されるため故障が軽減、耐振動性も高くトラック後部にも設置できる。

メンテナンスフリーで寿命を大幅に伸ばし、不必要なダウンタイムを減らす効率的なバッテリーとなっている。トラック運転手の過酷な労働条件を大幅に改善する、プレミア製品として販売する予定だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ボッシュのプレスリリース
https://www.bosch-presse.de/