ブリヂストン、GCR拠点10店舗をPomp’s Tire Serviceに売却

アメリカ中西部のフットプリントを拡大
ブリヂストンは27日、タイヤ販売店のPomp’s Tire Service(以下、Pomp’s)が、ブリヂストンアメリカスからGCRタイヤ&サービスの店舗10店を購入したことを発表した。

Pomp’sは、ウィスコンシン州グリーンベイに本拠地を置き、11の州において商用トラックサービス拠点を108店舗と、17の再生工場を保有する、商用トラックタイヤ、オフロードタイヤ、Bandagリトレッドタイヤの大手プロバイダーである。

Pomp’sは、今回の取り引きで、商用トラック輸送、乗用車および小型トラック、オフロードおよび農業産業の顧客にサービスを提供する、アイオワ・イリノイ・カンザス・ミシガン・ミネソタ・ネブラスカ・ノースダコタ・サウスダコタ・ウィスコンシンの店舗を買収した。

Pomp’sのCEOであるJim Wochinske氏は、次のように説明した。
「我が社は、顧客にクラス最高のタイヤとサービスを提供することを目指している。このためには、ブリヂストンが長い期間で培ったサービス拠点の強力なネットワークが必要であり、今回GCRの店舗を購入することで、中西部におけるフットプリントを拡大し、より多くの専門知識を我々のチームにもたらすことができる。」(プレスリリースより引用)

商用タイヤ流通ネットワークを強化
一方、ブリヂストンアメリカス、オペレーション担当グループの社長であるScott Damon氏は、同社が、所有するGCR店舗と独立したディーラーチャネル全体で、輸送会社の顧客のニーズに対応できるように、商業流通を確保する戦略の実施に焦点を置いていると言及したうえで、次のように述べた。
「Pomp’sとのパートナーシップにより、2020年に向けて、商用タイヤ流通ネットワークを強化し、ブランドと輸送会社ソリューションを位置づけることができる。」(プレスリリースより引用)

ブリヂストンは、商用タイヤとサービスのリーディングプロバイダーとして、アメリカとカナダにおいて70以上のGCR店舗を運営している。

(画像はプレスリリースより)


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Bridgestone Americas Press Releases
https://www.bridgestoneamericas.com/