イートン、大型車向けに排気ガス規制を満たす製品を

大型車の排ガス削減へ
1月28日、イートンは、大型車に対して、米国の環境保護庁(EPA)が制定する新たな排気ガス規制を満たす製品を提供すると発表した。

環境保護庁は、今月6日に「規則制定案の先行公示(Advance Notice of Proposed Rulemaking:ANPR)」にて、高速道路を走行する大型車から排出される窒素酸化物(NOx)および汚染物質の新たな排出ガス基準を設定すると概説した。

エネルギー効率の改善と基準汚染物質の削減
イートン ビーグル・グループは、商用車および乗用車から排出される窒素酸化物と二酸化炭素(CO2)の削減に向けて革新的技術の開発に取り組み続けている。近年、排ガス試験サイクルにて、CDA(シリンダー休止アクチュエーター)技術は、同時に窒素酸化物と二酸化炭素の排ガスを削減でき、費用対効果が高いと実証された。

CDA技術の試験は、サウスウエスト・リサーチ・インスティテュート(米テキサス州サンアントニオ)によって、大型ディーゼルエンジンにて実施された。試験サイクルによる差異はあるものの、窒素酸化物は上限86%、二酸化炭素が3%から8%削減できたと報告された。

ビーグル・グループ 技術企画・政府関連業務の担当であるミハイ・ドロバントゥー(Mihai Dorobantu)氏は、高度な技術に多大なリソースを投資し、エネルギー効率の改善、基準汚染物質の削減を実現すると述べる。

(画像はEATONより)


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