ZF、エアバスのH145向けトランスミッションとADUキットを生産

ZFの航空トランスミッション
ZFグループのZF Luftfahrttechnik GmbHは、エアバス社にトランスミッションとADUキットを提供。カリフォルニア州アナハイムで開催されたヘリコプター産業の集まるイベント「HAI Heli-Expo」で展示を行ったと1月24日に発表した。

軽量化とメンテナンスの効率化
ZF Luftfahrttechnik GmbHは、ヘリコプター伝送システムを開発する企業であり、今回エアバス社のH145新バージョンヘリコプターに、トランスミッションとAdvance Dynamic System Unit(ADU)部品を提供することになった。

H145は5枚羽根のローターを持ち、軽量化により有効荷重量は最大3,800キログラムまで増加。デザインもシンプルなためメンテナンスの操作が容易に行える。信頼性の高い品質を保持し、乗客・乗員の乗り心地が向上する。

国際イベントで展示
同社は、1月28日から30日にかけて開催されたヘリコプター産業イベント「HAI Heli-Expo」でこれらシステムを展示し、航空のイノベーションとして提案した。

ZFは、これらのパーツ生産を独占し、エアバス社の新しい標準設定に貢献。今後も航空トランスミッションとダイナミクスコンポーネント製品の品質向上とコストの効率化を目指している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ZFのプレスリリース
https://press.zf.com/press/en/releases/release_14400.html