ボッシュ、IoT、AI、コネクテッドカーに10億ユーロ投資

2020年の展望を発表
ボッシュは1月29日、2019年度の売上高と、将来のモビリティのために年間10億ユーロを投資することを発表。従業員への人工知能に関するトレーニングプログラムを予定している。

自動車業界の変化に合わせて
ボッシュの2019年の売上高は、779億ユーロ。収益は同等であったとしている。インド・中国での生産減少などがあったが、ヨーロッパでは安定的な事業が行われている。2019年12月時点で従業員は世界403,000人を雇用している。

同社では世界の自動車生産は前年比2.6%減少し、今後も増加しないと予測している。

社会や経済状況から将来のモビリティへの移行に対応するため、今後需要が見込まれるIoT、人工知能、燃料電池などの代替モビリティへの移行を進め、今後年間で30億ユーロをこれらに投資する予定だという。

自動運転に6億ユーロ、コネクテッドカーに現在の出資額から1億ユーロ増加。ほかセンサー、燃料電池パワートレインへの強化、AIによる学習に力をいれる。

現在、ドイツの都市テュービンゲンにある人工知能の研究が行われるAIキャンパスだけで、1億ユーロを投資している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ボッシュのプレスリリース
https://www.bosch-presse.de/