メリトール、大型トラックメーカーのパッカーに電動パワートレインを供給

バッテリー式電気自動車向け電動パワートレインの提供
1月30日、メリトールは、米国の大型トラックメーカーであるパッカーと契約を締結し、パッカー傘下のケンワース・トラック(以下ケンワース)およびピータービルトのバッテリー式電気自動車(電気ゴミ収集車、大型車両)向けに電動パワートレインを供給すると発表した。

ケンワースとピータービルトは、共にパッカー傘下のトラックメーカーであり、米国に本社を置く。今回の契約締結により、電動パワートレインの非独占的サプライヤーとして、パッカー傘下ケンワースの「ケンワースT680」、ピータービルトの「ピータービルト579」「ピータービルト520」に対して、電動パワートレインを提供する。

電化技術におけるリーダーシップ
メリトールは、パッカーにとって最初の新規事業立ち上げパートナー兼主要サプライヤーとなり、機能的なバッテリー式電気システムを電気ゴミ収集車、大型車両に搭載する。2021年初期には、生産を開始させる予定である。

電化システム副社長のT.J.リード(T.J. Reed)氏は、ケンワースとピータービルトのバッテリー式電気自動車にメリトール製品を搭載する機会を得られ、価値ある顧客と提携し、高度な技術を市場に導入し続けられると述べる。

また、商用車向け電化技術のプレミアサプライヤーになることにより、メリトールは目標達成を遂げられると補足する。

(画像はMERITORより)


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MERITOR
https://www.meritor.com/meritor-today/news/2020/20200130A