豊田合成、新型の警告機能付きハンドルを開発

既にレクサスに採用を決定
豊田合成は26日、自動車の安全性を向上させる新技術である「警告機能付きハンドル」を開発したと発表した。

この新技術は、ドライバーの意図無しに車両が車線を逸脱したことを検知した場合にハンドルが振動することでドライバーに対して直接的に警告を与え注意を喚起させるものである。

この新製品は今月22日に発表されたトヨタ自動車の「レクサスRX」などのモデルに採用されることが既に決定されており、28日から東京都江東区の東京ビッグサイトで開催される東京モーターショーにおいても展示される予定である。

優れた静穏性能
今回、豊田合成が開発した「警告機能付きハンドル」は、ハンドルに小型モーターなどを用いた振動ユニットが内蔵されており、モーターが回転することによりグリップ部に振動を伝える運転支援機能が搭載されたものである。

この「警告機能付きハンドル」は、競合製品と比較して静穏性能に優れており、また、警告時の振動強度を維持しながら発生する振動音を他社製品の50パーセントのレベルに抑えている。

この優れた静穏性能は、振動をグリップ部に伝え易くするために振動ユニットとハンドル内部の芯金部を豊田合成が持つ独自の技術で強固に締結したことで実現している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

豊田合成 プレスリリース
http://www.toyoda-gosei.co.jp